14日より16日の期間にて、区議会企画総務常任委員会の行政視察として、一宮市、京都市、姫路市、広島市を視察してまいりました。
一宮市では、新庁舎整備におけるユニバーサルデザインの視点、適正な公共施設のライフサイクルコストの実現について、新庁舎を見学しながら、説明をいただきました。
特に、コストでは30万/m2、常設型の防災センターが設置されていたり、災害機能を兼ね備えた庁舎整備を実現していました。
京都市では、公共施設と学校施設の複合化の取り組みを視察。
御池中学校は学校複合施設として乳幼児保育所、高齢者デイサービスセンター、在宅介護支援センターなどが一体となった全国初の施設でもあり、かつPFI手法を導入してマネジメントを中長期的に展開していました。
姫路市では、行財政改革としての取り組みの一環として、インセンティブ予算制度、還元型インセンティブ予算制度の導入による職員育成とさらなる士気向上に向けた多様な取り組みを実施していました。
広島市では、ICT先進都市の実現に向けた取り組みについて、平成22年よりマイクロソフト(株)との連携による障害者と高齢者のICT利活用プロジェクトを実施し、独自の施策を展開していました。
どの自治体も長寿少子化社会への向けて、様々な課題に敢然として立ち向かう姿勢に感銘を受けました。