本日、区議会において私の所属している都市整備常任委員会が開催されました。
そこで「区における再生可能エネルギーの固定価格買取制度の活用可能性にかかる検討調査について」という内容で報告があり、調査の対象とする土地に「旧三浦健康学園跡地」が選定されました。
私が本年3月の区議会予算委員会にて「公有財産の新たな活用」として、平成17年3月に閉鎖して以来、売却を公表しているにも関わらず、買い手が見つからず、維持費だけが毎年支出されているのは無駄である、買い手が見つかるまで何らかの活用手法を戦略的に考えるべきである。と質問をいたしました。
こうした健康学園などの福祉施設や福利厚生施設は、区外に未だ残っており、どこの区も売却には大変に苦労をされています。
以前にも紹介しましたが、杉並区では特別養護老人ホームへの転用を検討しているケースもありますが、そうした事例を想定していない法律の整備が、まず優先されてしまうなど、有効活用策への道筋の目途が立っていない状況です。
今回、世田谷区は大規模未利用地として太陽光発電設備を整備し、売電によって事業の採算性とともに新たな税外収入などへの可能性を探るため、本調査に入るとのことです。
今後も積極的に戦略的にこうしたアクションを起こしてほしい、と思っています。