団体規制法に基づく「オウム真理教」への観察処分について、公安審査委員会が、4度目の更新を認める方向で近く正式に決定するこごになりました。
期間は2月1日より3年間となる見通しです。
オウム真理教は現在、名称を変えて2派に分かれた教団になったことから
「危険性はない」などと観察処分の更新をやめるよう求めていました。
しかし主流派の「アレフ」(最大拠点:足立区)に1000人以上、上祐率いる「光の輪」(本部:世田谷区)に約200人の信徒がおり、拠点は15都道府県で計32ヶ所もあるのです。
世田谷区においても特別委員会を設置しており、地元住民協議会の方々とともに事件を風化させることなく、団体の根絶を目指し、観察処分の延長を関係各庁へ求めてきましたので、本質に変化のないオウム真理教を「松本智津夫教祖の影響が残り、危険性は依然継続されている」との認識をしっかりと訴えていきたいと思います。