10月も中旬にさしかかり、いよいよ公立の小中学校の周年行事が本日よりスタートとなります。
今年は、13校が記念行事を予定しており、区議会文教常任委員長として11月まで毎週土曜日は参加をすることになります。
今日は区立池之上小学校70周年行事です。
記念式典と祝賀会とに分けた構成となっており、私はどちらとも出席をさせて頂きました。
式典での生徒達の素晴らしいメッセージに感動しましたが、何よりにも感銘を受けたのが、貴学校の教育目標として
『子ども自身が自己実現できる学校』と掲げていることでした。
自己実現・・・何という素晴らしい言葉でしょうか。
子ども自身が無限の可能性を信じ、それに向かい取り組んでいく・・・。
また校長先生からは
「君が憂いに我は泣き、君が喜びに我は舞う」
すなわち人を思いやる心を大切にと訴えておられました。
もうひとつ式典が行われた体育館から退場する際に階段の壁には、10年後の目標と題して、児童のメッセージが短冊で掲示されていました。
その中で驚いたのは、
「ママのお仕事を手伝いたい」
「ママのしている仕事を目指したい」
とありました。
両親を思いやる心が育まれているメッセージに心が温まりました。
私は小中学校の9年間を通した公教育で養うことは2つ。
1つは、基礎学力。
2つには、人間力、これが自己実現に通じる自分を信じる、人を思いやる。
このことに尽きるのではと深く強く感じました。
これからの池之上小学校の益々の発展と一人も欠けることなく大成長されることを祈っております。