昨日、民主党代表の小沢一郎氏が続投の表明をする会見をひらいた。
各マスコミも大きく報道しているが、結局、党執行部が主導して続投を容認する形で、収
めた感じである。
3月1日にブログで書いた「得意気なブーメラン」そのものになってしまった。
だから言わんこっちゃない。
(24日午後9時半すぎ、東京・永田町の同党本部) 【時事通信社】
それにしても、わが世田谷選出で次期衆議院選挙東京6区から立候補予定の小宮山洋
子議員の今回に対する主張は、驚いた。
やはり、小沢代表へは胸に不満があっても公に反論することなく、なんとなく引っ張られ
ている、意見が言えない雰囲気があったが、
小宮山議員は明快に「お詫び、言い訳しな がら選挙はできない。代表を辞するべきであ
る」と発言した。
もちろん自身の選挙を考えてのことだろうが、他の民主党議員も、この姿勢を見習うべき
であろう。
本当に国民のためを考えて行動するならば、堂々と党内で論陣を張るべきである。
明日27日の党内における説明に注目したい。
事の本質は手続き論ではなく、多額の献金をどう説明するかである。
話は変わりますが、時同じくして。地方分権改革推進委員会の勧告を受けて、国家公務
員を削減するなどを盛り込んだ工程表が発表されたが、何と具体的な目標数値が明 記
されていなかった。
これには委員から批判が続出し、委員の一人である猪瀬東京都副知事も「麻生総理に
はがっかりした」と述べた。
私も同じ意見である。
真の地方分権を確立させなければ、日本は壊滅的な打撃を自らが打ってしまう危険性を
孕んでいます。
本当はわが党の議員が先頭に立って、こうした見えない2重、3重行政の抜本的
な改革に取り組むべき課題である。