政府が昨日決定した2020年版の自殺対策白書によると、自殺率(人口10万人あたり)は、2019年は全体で16.0と10年連続で低下し、過去最少の2万169人と統計を取り始めた1978年以降最も低かった。
一方で、年代別では20歳未満だけは自殺者数が前年より増え、若年層の自殺が依然深刻な実態が明らかになった。
遺書などから推定できた原因・動機については健康問題が最多で、生活問題や家庭問題と続いている。
全体の自殺者数が前年比671人減といえども、他の先進国より高い状態が続いていますので、白書を基に状況を分析して、より対策を講じることが不可欠です。