かかりつけ医がいると、高齢者の肺炎球菌やインフルエンザワクチンの接種率が約2倍になるとの調査結果が日本疫学会の論文誌に発表されました。
今後、接種が予定されている新型コロナウイルスのワクチン接種も「身近なかかりつけ医師が効果や副反応を丁寧に説明すれば多くの人がうけるのでは」と話しています。
特に、医師が話をとても良く聞いてくれた場合の接種率は、ほとんど聞いてくれなかった場合に比べて差が生じたことは、コミュニケーションしやすいかかりつけ医の存在が高い接種率に関連していたことです。
国の説明や報道では十分に理解ができず、情報も錯綜することを踏まえると、地域のかかりつけ医が丁寧に説明して、納得の上で接種してもらう事が重要です。