スポーツ庁はこのほど小学5年生と中学2年生の2019年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(全国体力テスト)の結果を公表しました。
実施種目の成績を点数化した体力合計点は2008年度の調査開始以降、女子が上昇傾向、男子も横ばい以上で推移してましたが、今回ではいずれも大幅に低下しました。
特に、男子が顕著で、小学5年生は過去最低、中学2年生も過去5年で最低とのこと。
スポーツ庁は背景として、
(1)授業以外の運動時間が減少
(2)スマートフォンなどの使用時間が増加
(3)小中男女の肥満が増加
などがあると指摘しています。