昨年1年間に世田谷区で起きた特殊詐欺の被害は216件、被害総額約5億4700万円で、東京23区で最悪となりました。
既に
今年も4月までに101件に上っています。
2012年に153件を記録して以降、23区では世田谷区の被害件数が連続して最多となっており、ワースト2位の足立区より31件多く、唯一の200件台です。
今年も先月には80歳代の女性が、約1億1200万円を騙し取られるなど4月時点で件数、被害額とも過去最悪ペースで推移しています。
被害の約4割を占めるのが医療費などの返還を装った還付金詐欺、区職員を装い高齢者らをATMまで誘導して、現金を振り込ませる手口のようです。
世田谷区においても緊急対策として、詐欺の手口を記載し、留守番電話を利用するよう呼びかけるチラシ5万枚を作成したり、警視庁と連携し、周辺での注意喚起のアナウンスを実施しています。
いずれにしても自分は騙されない、ではなく自身にも起こりうる詐欺として認識を広めていくしのが重要だと考えております。