今、この本を読んでいます。
ディズニーが教える「お客様を感動させる最高の方法」 日本経済新聞社
つねにお客様の期待を超え、徹底的に細部にこだわるディズニーの顧客サービスは私も大変
に関心があり、自分でも何度も調べてみたくなったが、この年齢(46歳)でいまさら一人でディズ
ニーランドへ行くわけにもいかず、かといって3人の娘も大きいので、父親と一緒になんて言うは
ずもなく、どうしたものかと悩んでいたら、この著書が出版されているのを知って購入した。
早速、読んでいるが、ディズニーが高い顧客満足度を達成しつづけてきたがが、わかった気が
した。
ディズニーが全力を挙げて取り組む「感動の提供」への挑戦を内部の視点から書き綴って解説
している。
ぜひ読んでもらいたいので、ここでは詳細に触れないが、プロローグにこう書き記してある。
「浮き沈みの激しいわたしたちの業界では、過去の栄光に固執することも、いま、手にしている
名誉に酔うことも許されない。
時代も、わたしたちを取り巻く状況もめまぐるしく変化する。
だからこそ、つねに将来に向けて目標を設定しつづけなければならない。」
ウォルト・ディズニー
まさにその通りであり、行政サービスも同様で、区民は納税者であるとともに顧客である。と私は
思う。
そうであれば行政としては、一人一人の区民を徹底的に理解し、サービスを磨き続け、気配りを
厭わないし、かつ難度の高い顧客サービスを展開すべきである。
また議会や議員としては、区民の代表であるがゆえにそのサポートを区民と行政のパイプ役とし
て役割を発揮しなければならない。
翻って言えば、私たち自身が常に人格を磨き、日々「感動の提供」への挑戦を忘れずに邁進
しなければならない。そう深く強く実感した1冊であった。