本日付けの公明新聞に次のような記事が掲載されており、おもわず目に止まりました。
最近、健康志向の高まりから「ノンカロリー」「カロリーオフ」「無糖」「微糖」など様々な表示によって、カロリーや糖分を抑えていることをアピールした清涼飲料水やアルコール飲料が多く出回っている。
肥満や血糖値が気になる、健康に注意してとの思いで、こうした表示のある飲料を選んでいる方も多い。
しかし、その表示ひとつ一つの意味まで具体的に理解しているか、改めて確認が必要とのこと。
例えば、健康増進法で定められた飲料の栄養表示基準によると
1)「カロリーゼロ」、「ノンカロリー」は?
私たちの活動に必要な熱量の単位であるカロリーが100ミリリットル当たり5キロカロリー未満ならば表示可能。
2)「カロリーオフ」、「カロリーひかえめ」は?
私たちの活動に必要な熱量の単位であるカロリーが100ミリリットル当たり20キロカロリー未満ならば表示可能。
3)「無糖」「ノンシュガー」「シュガーレス」は?
私たちの活動に必要な熱量の単位であるカロリーが100ミリリットル当たり0.5グラム未満ならば表示可能。
4)「微糖」「糖分ひかえめ」は?
私たちの活動に必要な熱量の単位であるカロリーが100ミリリットル当たり2.5グラム以下ならば表示可能。
つまり、カロリーゼロや無糖であっても、カロリーや糖類が全くないわけではないということ。
いずれにしても、そうした表示を真に受けて安心して大量に摂取してしまえば、元も子もないのです。
私たちは何事も聞いたこと、見たこと、読んだことをそのまま内容を詳しく確認せず、CMなどの影響で事実と真実を見極めることなく、認識してしまうことがあります。
何事も注意が肝心ですね。