22日(月)及び23日(火)の2日間にわたり、第3回動物愛護地方議員の会(ANOC)総会を京都市にて開催いたしました。
2010年に熊本市で設立10周年を記念して第1回の総会を開催して以来、6年ぶりとなりました。
私も全国副代表兼事務局長として、長年携わっており現在、全国の地方議員が84名(超党派)入会していただいています。
総会の構成は、以下のとおりです。
【22日】
・第1部<総 会> 活動方針、組織体制及び会則について
・第2部<記念講演> 「動物愛護法と地方自治体の役割」
講師:吉田眞澄氏(元帯広畜産大学特任教授・弁護士)
・第3部<交流会> 会員各位との意見交換会
【23日】
・第4部<視察研修>京都動物愛護センター
22日の総会では、33名の地方議員の参加をいただき、
司会を平山京都市会議員に担当していただき、
開会の挨拶を動物愛護地方議員の会副代表:大道義知・京都市会議員より述べていただき、
主催者挨拶を動物愛護地方地方議員の会代表:高橋昭彦・世田谷区議会議員から
来賓挨拶として、公益財団法人動物環境福祉協会EVA理事長・京都動物愛護センター名誉館長 杉本彩様より会の活動へ期待
を込めた応援の挨拶をいただきました。
その後、参加者自己紹介を経て、私から会の事業報告及び運動方針について、経緯と説明をさせていただき、今回は、会として改めて各地域における動物行政を推進するため、会則(案)を提案し、定めることになりました。
2部では、記念講演「動物愛護法と地方自治体の役割」として、講師:吉田眞澄氏より講演及び質疑応答を行い、様々な観点から今後の動物行政のあり方や地域への理解促進が重要であるとの示唆をいただきました。
翌日、23日には京都動物愛護センターにて視察研修を行いました。
全国で初めて、府市一体となって運営管理をしている先駆的な施設で、殺処分ゼロに取り組んでいます。
研修では、太田センター長から施設概要を説明の後に、施設内の見学をいたしました。
2日間にわたる総会でしたが、各自治体における動物を取り巻く環境は異なっており、日常的な情報交換が不可欠だと改めて実感いたしました。
また、共通の課題として全国的に「のら猫」「地域猫」の相談が急増しており、抜本的な解決へ向けては、民間団体との連携や地域における理解と協力を粘り強く、築いていくことが大切であると認識いたしました。