ひろとBlog

中高生の自殺が過去最多に

 内閣府と警察庁が2015年の全国の自殺の状況を発表しました。
自殺者数は前年と比べて1402人減少し、2万4025人となりました。
 この数字は6年連続の減少になり、自殺者が2万5000人を下回ったのは1997年以来18年ぶりとなりました。

中高年男性の経済的な理由での自殺が減った一方、中高生は前年比31人増の343人で、2007年以降最多になりました。
性別では、男性が1万6681人で約7割を占め、特定できる自殺理由は、
健康問題が最多の1万214人(前年比6.0%減)
経済・生活問題が4082人(前年比1.5%減)
家庭問題3641人(前年比0.1%減)などが続いでいます。

 年代別では、40歳代の4069人が最多で、50歳代の3979人、60歳代の3973人などになっています。
また20歳未満の未成年者は前年より3.0%増の554人に伸びています。
 
 総合的に自殺者数の減少について、景気回復に加え、地域で取り組む自殺対策の成果が出ていると内閣府は見ていますが、今後更なる対策へと取り組みを高めていきたいと考えております。

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