厚生労働省、文部科学省は20日、今春卒業の大学生の就職内定率(2月1日時点)が前年同期比3.8ポイント上昇の86.7%になったと発表しました。
4年連続の改善で、リーマンショック前の2008年春以来7年ぶりの高い水準となりました。
大卒の内定率を男女別にみると、男子が3.1ポイント上昇の85.3%、女子は4.6ポイント上昇の88.3%となっています。
女子の内定率は1997年春卒を対象とした調査開始以来、過去最高となりました。
その一方で、厚生労働省が発表した今春の高校生の就職内定率は、2.1ポイント上昇の92.8%で5年連続で上昇しており、1993年春卒以来22年ぶりの高水準となっています。
少しずつ景気回復の兆しが、就職戦線にも浸透しつつあるのではと期待はしていますが、しっかりと注視をしていきながら、地域経済の活性化への歩みをさらに進めていきたい。