ひろとBlog

運動好きが増加

 運動やスポーツが好きな児童・生徒が増え、得意だと感じている割合も過去最高になったことが、このほど文部科学省の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)」で判明しました。

 調査は小学5年と中学2年の男女を対象に2008年から実施し、約214万人が参加して、実技8種目の記録と運動に関する意識を調べておこなわれました。
 運動が「好き」「やや好き」とした割合はいずれも昨年より増え、小5男子は94・2%、中2男子は90・6%と過去最高となり、得意とした割合も男女全てで最高となりました。

 現行の学習指導要綱は、運動の楽しさを生涯の習慣につなげることを目標とし、体育の授業は低学年で遊びの要素を増やしたり、体の発達に応じた内容にして成功体験を増やしたりとした工夫が取り入れられている成果の現れではと思います。

一方で、運動習慣では、中学でする生徒としない生徒の二極化が進行しており、中2女子は、スポーツ以外に体を動かす遊びを含めても週1時間以下しか運動しない生徒の割合が2割を超え、14.8%は「全くしない」と答えています。

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