コインパーキングの看板表示を巡り利用者の苦情が増えているとして国民生活センターは3日、業界団体に対し適切な表示をするよう要望したと発表しました。
同センターによると、典型的な苦情は「最大料金」に関するもので、事例では、「1日最大500円」という看板を見て5日間駐車したら8700円請求された、2日目以降、1時間ごとに100円かかるという説明は敷地内の自動販売機の裏に掲示されていたというものでした。
確かに私も経験がありますが、大きく最大料金900円、24時」と看板に書かれていたりすると、これ以上料金が発生しないと錯覚してしまうこともあり、注意をしなくてはいけません。
例えば、最大料金の適用は利用当日の24時までで、それを過ぎると通常料金が加算される仕組みで、午後9時から21時間余りの駐車で3400円支払った利用者は「24時間で900円だと思った。暗くて細かい規約まで確認できなかった」という。
同センターによると、コインパーキングの料金表示などに関する相談は、2012年度に243件を数えているとのことで、表示内容についても誤解のないよう掲示することも促進していかなくてはなりません。