ひろとBlog

町内会について

 これまで長く続いてきた景気の低迷と少子高齢化、人口減少社会化の現実のなか、地域の再生は、私たち区民生活の立て直しのための重要な基礎となるものです。
 そうした背景の中、個人や世帯の問題が対処できなくなり、それが地域の問題となって、地域での課題解決が個人の生活の安全・安心に大きく影響するようになってきています。

私も地域の消防団に入団、町会や青年会に入ってから10年になりますが、そうした立場になってみると「地域はこのようになっていたのか、こうした方々が携わっていたのか」と本当に驚きました。
もちろん地域特性における様相の違いはあると思いますが、特に高齢化が進んで65歳以上の高齢者が過半数の団地など、どこもが厳しい条件に直面することになることは避けられません。

 そのために必要なのが町内会のような地縁型の組織と、専門的な問題解決型の組織や企業、そして行政機関が連携し、協力し合う仕組みを作り上げることです。
その仕組みが、今まであまり関わりのなかった組織や人間が連携し、協力することで支え合いのネットワークを拡げていくことにつながります。

我が党も、今年度から世田谷区内における高齢者見守りネットワークを地区(旧出張所)単位でつくり、区職員の管理職をコーディネーターとしたネットワークを5地区モデル実施しており、来年度も更に拡充を求めています。
こうした支援体制の整備こそが地域コミュニティの充実への一歩となると確信しています。

人は決して一人で生きているわけでもないし、一人では生きていけないのですから。

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