2010年度に65歳以上の高齢者が家族、親族や介護施設職員から虐待を受けたケースが、前年度から6.7%増加して1万6764件に上ったことが厚生労働省の調査で判明した。
4年連続で増加。21人の方が死亡に至っている。
調査内容によると家庭内の虐待被害者の77%は女性で、42%が80歳代。
虐待者で最も多いのは息子で43%だった。
在宅介護が主となる現代社会での大きな課題が浮き彫りになっている。
そうした現実を踏まえた新たな施設形態、在宅支援となるショートスティ、
ミドルスティの拡充に急がなくてはならない。