ひろとBlog

民主の深刻な政治空白

 国会は、通常国会の会期延長が未決着なまま最終日の22日を迎える異常事態となった。
 結局、70日の会期延長という形で最終日に決まったが・・・。

 首相の辞任時期の明確化を求める民主党執行部に対し、首相は第2次補正予算案と特別公債法案、再生エネルギー促進法案の成立に意欲を表明し、状況は混沌となった。

 東日本大震災の復興に国会が迅速に対応すべきなのに、政権与党の国会運営は責任感も緊張感もまるでなし。
 
 また首相肝入りだった「社会保障と税の一体改革」も、20日に予定していた正式決定が先送りとなった。
 もはや、「何も決められない政権」の存在が、事実上の政治空白を生み、震災の復旧・復興の妨げになっているとしか思えない!

 まずは深刻の度を増す政治空白の解消が急務の課題である。

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