ひろとBlog

予算特別委員会が終了

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昨日、予算特別委員会が終了しました。のべ7日間にわたる平成20年度の審議が行われ、48時間にわたる質疑が交わされました。
私は現在、区議会を代表して監査委員の選任を受けており、唯一この予算委員会だけは年間を通して質疑に登壇できるのです。

私は公明党を代表して、補充質疑に登壇しました。
質問項目は
?区内の保育事情について 
?保育待機児解消へ向けて、庁内一丸となった横断的な取り組みが必要とのことで、具体的な項目別に
次に
?総合的な環境政策について
?新エネルギーへの転換を視野に入れた環境教育への取り組みと公共施設での積極的な導入こそが、
区民への意識啓発と促進につながる。
といった内容でした。

また今回は、定期監査報告の内容を受けて議会でも議論がなされました。
実はこの定期監査報告は、監査委員と監査事務局が事前に各所管ごとに監査を実施いており、その結果を公表するとともに、改善へ向けての意見を付して区長へも提出しているのです。
この指摘事項を受け、本予算委員会でもせたがや政策会議のおおば正明議員が質問をし、区執行部の責任を問いただしました。
その結果、区としては、監査報告での指摘事項を重く受けて止めて、記事に掲載の通りの責任の取り方を発表したのでした。

議会では、私と自民党の山内彰議員が監査委員ですが、すでに監査報告に意見を述べているので、予算委員会ではあえて質問をしませんでしたが、定期監査報告書をまとめるにあたっての監査事務局との意見のやりとりの中で、確かに区にとって損害を与える事例はなかったが、やはり大きな事故につながる前兆として捉え、改善措置を講じることを願って、あえて所管部課を明示することに意見はまとまったのでした。
そうした意味では、内部監査の機能としてしっかりと果たしていくことが、役割ですし、組織として公共であっても民間であっても「公金」を扱うわけですから、お互いで意識し合う、確認し合う、補い合う、戒め合うことを忘れてはいけないと思う。

ただ、残念なのはこの「定期監査報告書」は全議員に事前に配布されているにも関わらず、予算委員会での質問前に存知していたのは、おおば議員を含めて若干名だったことです。
忙しくて読んでいなかったということ・・・・なのかな。

これから「財政援助団体監査」「工事監査」と報告が続きますので、ぜひ議会としても監査の役割と選任しているという立場にたって、報告書を熟読していただければ幸いだと思う。予算委員会最終日でした。

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