今回で、世田谷区で4回目となる安藤忠雄氏の記念講演会に行ってきました。
会場は、いつも通り盛況でかなり青年層が多かったと思いましたが・・・。
安藤氏は、今回も縦横無尽の講演で、あっという間の1時間30分の講演会でした。
現在、ベニスやスイスバーゼルおける設計状況や、日本においては渋谷の東急文化会館跡地の地下化開放型コンコースの設計、さらには世田谷区内においては上野毛駅を含む東急大井町線沿線などの緑化計画についてなど様々な事例を踏まえて、自らの信念を述べていました。
今の日本にとって青年にとって子どもたちにとって最も大切なのは、イマジネーション(創造力)であり、境界を越えたインスピレーション(発想力)である。その源泉は幼少期における自由な時間の確保や考える暇をしっかりと与えるべきであると・・・。日本は学歴社会が多少崩れてきてはいるが、毎日朝から夜まで勉強、勉強でよい大学に行っても、その時点では意識朦朧状態であり、それから創造力を掻き立てることは非常に困難であると訴えていました。
確かに安藤氏の言うとおりであり、個々の可能性が埋もれてしまう社会構造になっているのかもしれませんね。
私も環境は創造力であると思いますし、発想の転換や思い込みに捉われない新しい改革に”勇気”をもって、何事にも恐れず取り組むことを忘れてはいけないと思いました。
そして、誰かやどこかが改善してくれる、やってくれるのではなく、地球規模で考えて、行動は自分が地域でとの実践に挑んでいこう!と元気になりました。
ひろとBlog
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