2月28日、京王線の連続立体交差事業に着手するべく、国土交通省より都市計画事業の認可を取得し、事業を実施するとの発表が東京都よりありました。
これにより笹塚駅から仙川駅の「開かずの踏切」25箇所が除却となり、長年にわたり地域の皆さんを悩ませていた問題が解決へと動き出します。
施行箇所は以下の図のとおりです。
延長距離は7,255mで、事業費は1,701億円、事業期間は平成25年度より平成34年度となります。
また本事業は、京王線の笹塚駅付近から仙川駅付近までについて、鉄道を高架化し、道路と連続的に立体交差化するとともに、鉄道高架構造物に沿って、側道(鉄道付属街路)を約5.6km整備するものとなります。
これにより井の頭通りをはじめ25箇所の踏切の除却により、交通渋滞、踏切事故が解消され、安全性が向上、さらに地域の一体性が新たに創出されます。
完成までの期間、無事故と事業にご協力頂く地権者の方々の生活再建に丁寧かつ誠意をもって対処していくべく、私も注視してまいります。