15日に滋賀県近江八幡市にて開催された「発達障害児者が地域で豊かに暮らすために」と題したNHKハートフォーラムに参加してきました。
かねてからぜひ講演を聞いてみたいと思ってたので、板井議員とともに滋賀県を訪問させて頂きました。
講演では、まず
「認めあい・支えあい・赦しあうネットワークをめざして」と題して、田中康雄氏(北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター教授)から、発達障害者の就労支援を考える内容のお話がありました。
続いて、「働く人に育てる子育て」と題して、明石洋子氏(川崎市自閉症児者親の会会長)から地域で生きるための支え方の事例として、ご自身のご子息を通した体験を述べてくださいました。
最後に、シンポジウムとして、先に講演された田中康雄氏、明石洋子氏に、藤井茂樹氏(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所教育支援研究部総括研究員)と司会進行役として、大久保尚洋氏(日本自閉症協会理事)が「地域での生活を豊かにするための提言」と題して、活発なディスカッションと提案をされてました。
全体的に参加者は、教員や教育関係の方々が多かったように思われ、現場の最前線で起きている発達障害児の子どもたちへの対処や将来への道をどう開いていけるのかを真正面から懸命に取り組んでおられる雰囲気がありました。
私たち議員も現場における携わっている方の生の声をできるだけ、多くの機会を通してキャッチしていかなければ、いかに政策がよくても自己満足に陥ってしまう危険性があるので、我が党も時間を割いて、いろんな方面での事例を見に聞きにいくことにしている。
今回もたくさんの学ぶ点と反省すべき点を見つけることができました。
夜は、故桜井良之助都議の後援会であった「さくら会」の企業団体懇親会に参加しました。
社会状況も大きな変化のなか、
・公共工事のダンピングや資材単価の高騰などについて。
・清掃事業の今後の課題について。
・食糧価格の高騰問題について。
など、多岐にわたり様々なご意見やご要望を承りました。
それにしても
桜井さんも今年で早や3回忌になります。
これまで亡くなられて桜井さんがお世話になった方々へのご恩返しをしっかりと重ねていかねばと思っております。