先日、三女から、テレビ番組で放送された感動的な物語を聞かせてもらった。
以下、HPからの記事を引用してみました。
“ポール・ポッツ - 感動!イギリス人オペラ歌手。まるで映画のワンシーンのようなデビュー...”
イギリスの人気番組「Britain’s Got Talent」は、一般人の中から、様々な才能をもった人を発掘する素人オーディション番組ですが、審査員は、非情なまでに厳しいコメントをします。その番組のステージに、ポール・ポッツというパッとしない風貌の携帯電話のセールスマンが、登場。そして、「今日は、何をしますか?」と女性の審査員が、ポールに問いかけ、ポールはただ、「オペラを歌います。」と答え、審査員も、そのさえない風貌から、「またダメな奴が...」という雰囲気が漂う中...彼が、歌い始めると場内は、水を打ったような静けさに...そして、拍手喝さいの嵐が...審査員のコメントも、「君みたいな、携帯電話を売ってるセールスマンが、ここまでやるとは思っていなかった。」、「磨けば光るダイヤの原石」、「この調子で歌い続けたら、優勝間違いない。」と...
ポール・ポッツ(Paul Potts)1970年10月3日生まれ。37才。イギリス・ブリストル出身。2003年にインターネットのチャットルームでしりあった妻と結婚。
子供の頃は、いじめられっ子だったそうで、いじめられては、いつも一人で、歌を歌っていたとか。そのため、いつも自分に自身がもてなかったそうです。
しかし、妻の強い勧めと想いで最後に一度、オーディションに応募し歌を歌ってみようと決意して参加したのが、冒頭述べた人気番組「Britain’s Got Talent」です。
そこで見事に優勝を勝ち取って、デビューを果たしたのです。
先般、日本にも来日し、コンサートをおこないました。
何度も自信を失いながらも、妻の懸命な励ましで立ち上がり、乗り越えたのです。
その模様は、こちらで。
このストーリーを知ったとき、”いかなる苦難であっても、打開できない苦難など存在しない”いわば人間の底力の意味を見た思いがしました。
苦難のない人生はない。しかし、苦難を跳ね返す人間力を知らなければ、苦難はさらに苦難を生み、人を押しつぶしてしまう。
人にとって苦難を跳ね返す人間力は、自分の力だけでなく、陰で懸命に支えてくれる人からも与えられるのである。
そのことをどんな時も断じて忘れてはいけない。
そして苦難を跳ね返す人間力の真髄をつかみたいと思う。