12日、宮古島市からの帰路、空港にて時間があったので公明党区議団として市内の文化・芸術施設などを視察見学に行きました。
レンタカーを借りての強行軍でしたが、まず「糸満市庁舎」を見学しました。
この市庁舎は、外壁及び屋根面をほぼ太陽光パネルで囲み、自然エネルギーを先駆的に公共施設に導入した建物です。
確かに、周辺環境や立地条件に恵まれた場所にあり、有効な自然エネルギー事業として効果をあげているようですが、デザインに懲りすぎた設計ミスで、パネルを支える支柱の基礎が盤ぶくれを起こし、根元から全面にクラックが入っていました。これは補修が必要となるでしょう。
次に「ひめゆり平和記念資料館」を訪問。
私も初めて訪れました。写真は、地下壕で知られている病院跡地の一部です。この地に忌まわしい歴史を二度と繰り返さないようにとの願いで、平和資料館を建設したそうです。
資料館の展示では、本当に悲惨な戦争の現実が沖縄の地であった真実が厳然と残されていました。
最後に、世界遺産で有名な「首里城」へ向かいました。
首里城では、世界遺産に認定された”石門”があり、さらには琉球王国時代の歴史的な遺構が残されていました。しかし、どれも戦時中に破壊されたこともあり、復元されていましたが、こうした施設は文化・芸術振興には不可欠な核であり、後世にしっかりと伝えていかなくてはいけないのですが、反面、維持管理についての課題も数多くあるとのこと。
やはり指定管理者制度の弊害も一部あると思われる・・。
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