さて、7月15日から17日かえて区議会文教常任委員会にて、実施しました行政施設の報告をいたしますね。
都議選の余韻も覚めやらぬまま、15日に一路長崎県へ。
まず視察1日目は、竣工1年という『長崎市立図書館』を訪問しました。
全国の県庁所在地で唯一図書館のなかった長崎市にとっては市民待望の施設であったようです。
この施設は、私がぜひという希望を出させて頂きました。
PFI手法(BTO形式)を導入して、施設の運営(管理・整備)を行っています。
※よく理解できないと思いますが、民間企業を活用した新たな事業手法です。
改めて、ご説明します。
本の保管・出納をコンピューター管理する自動化書庫や自動仕分け機など最新の機能が搭載された施設でした。
環境配慮にもウエイトを置き、壁面の斜面ルーバー緑化や太陽光発電、屋上緑化なども設置されていました。
また、本図書館の建設地は元国民学校跡地であり、原爆が投下された当時、救護所としてあてられ、多くの負傷者が治療を受けた歴史的な場所であります。
その当時の様子を再現した「救護所メモリアル」も併設されています。
市立図書館の視察後、委員全員で『長崎原爆資料館』も見学し、
その後、平和記念公園にて献花をさせて頂きました。
約15万人の方の尊い命を奪った1発の原子爆弾・・・・。
戦争ほど残酷なものはない、戦争ほど悲惨なものはない。
恒久平和は全世界の願いである