ひろとBlog

高校・大学卒業就職率が好調

 今春に卒業した大学生の就職率(4月1日時点)は前年春より0.6ポイント上昇の97.3%と5年連続で改善し、1997年4月の調査開始以降の最高を更新したことを文部科学省と厚生労働省が発表しました。
 また同日発表した今春の高校生の就職率(3月末時点)は、0。2ポイント上昇の97.7%と6年連続で改善し、1992年春以来、24年ぶりの高い水準となりました。

 好調な企業業績を背景に「求人の大幅な伸びも続き、高い就職率に結びついた」との分析をしています。
さらに卒業後の就職意欲も高まってきており、大卒の就職希望率は過去最高の74.0%にまで上昇となっています。

 高卒は、製造業や卸売り・小売り業を中心に求人が拡大し、ハローワークを通じた学校と企業の連携も効果を上げているそうです。

 また同日に発表された毎月勤労統計の確報によると、2015年度の基本給に当たる「所定内給与」(月平均、従業員数5人以上の事業所対象)は、前年度比0.3%増の23万9880円となり、10年ぶりにプラスに転じました。

 こうしたやや上がりつつある景気の底上げを生活現場の最前線にまで行き届ける各自治体の知恵も求められます。

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