長時間労働に関する悩みなど、労働条件について労使が平日夜間や土日に相談できる厚生労働省委託事業の無料電話窓口「労働条件相談ほっとライン」0120-811-610に、昨年9月の開設から12月末までの4か月間で6101件の相談が寄せられたことが、集計で判明しました。
この窓口は、若者の使い捨てが疑われるいわゆる「ブラック企業」などへの対策として始められました。
専門知識を持つ相談員が法令・裁判例の説明や、法テラスなど関係機関の紹介を行います。
担当者によると、相談は賃金不払いや残業や休暇に関するものが多く、家族や友人からの電話もあったそうです。
こうした反響を踏まえ、厚生労働省労働基準局監督課は回線を増やすことを検討し、更なる充実を図ることとなります。
なお、窓口の受付時間は
月・火・木・金曜日の17:00から22:00、土・日曜日の10:00から17:00
となっています。