オリンピックの招致活動が今、国内にて盛んになっています。東京都と福岡市が立候補し、今後、国内候補地としてのキップをめぐって活動が活発していくでしょう。
元来、オリンピックはその時代時代において様々な二次的要因として政治や国内経済事情に影響を及ぼし、論議を呼んできた。
確かに、アドルフ・ヒトラーは国威発揚にこの祭典を利用し、ナチスドイツを世界にアピールすることに成功したし、その一方では、過剰な誘致活動における一部IOC委員による贈収賄容疑や、開催国による経済への影響を懸念する声も聞かれます。
しかし、オリンピックは4年に一度の「スポーツの祭典」であり、世界各国から競技を通して民族、人種、宗教、文化を超えて世界共通の認識に立った人間交流を図ることが真の目的ではないでしょうか。
未だ誘致活動であり、正式に 2016 年の開催地になったわけではないですが、「日本」が地球的規模で真摯に物事を考え、行動を我が地域から起こすというスタンディング・ポイントで姿勢を示すべきであると考えます。
いろんなマイナス要因もあることは充分に承知していますが、オリンピックに参加する選手には(もちろん小学生、中学生、高校生も)夢と希望と目標をもって目指してもらい、我々政治に携わる人間が、あらゆる問題に責任をもって対処していくことが必要ではないでしょうか。まったく議論がまとまらない会派などには理解できないでしょうが・・・・。