活動報告

決算委員会 その3

 本日は、都市整備領域の質疑が行われました。

私は、持ち時間15分でしたが、登壇をいたしました。
内容は、以下のとおりです。

1)リノベーションについて
 ・2005年ピークに人口減少。
 → 過去40年で人口は約1.2倍、一方、延床面積の総合計は4倍。
   この膨大なストックを抱えたまま、人口減少時代へ突入。
 日本はこれまで新築中心に整備されてきた(建築法規や金融システムも)
 でももう限界点。既存ストックをいかに活用するのか。
 
 新築中心の社会環境から脱却し、地域社会におけるインフラとして整備する仕組みが不可欠。では何が?

 ?リノベーション助成
リノベーション:建物の持つもともとの性能以上に新たな付加価値を再生させること。
 → 新たな付加価値を見出す → 環境配慮、エネルギー負荷低減、省エネ。
 特に、環境配慮を付加するメニューを揃えて促進する。
 ペアガラス、LED、太陽熱温水器、雨水利用、遮熱性塗装、外断熱、ペレットストーブなど。
 ※既存事業の太陽光パネル、雨水タンク、エコキュート、エコジョーズもセットに。
  
例:芸術不動産リノベーション助成(平成22年度事業)
(公益財団法人横浜市文化振興財団+横浜市創造都市事業本部)

?リノベーション特区
前述したとおり、日本は新築中心に環境整備のため、現行法規に適合しにくい。
ゆえに、社会実験として一定エリアを定め、規制緩和や制度融資等のサポートを試験的に運用。
そういうトライアルができるのでは?

2)雨水について
何故今、雨水なのか?近年における集中豪雨の傾向と年間降水量の関係。
降水量の多い年と少ない年の開きが拡大し、変動幅は増大。いわゆる少雨化。
よって洪水のリスクと渇水のリスクが存在する。
だから貯める→生かす→活用する→戻す

例えば、首都高速の総延長230km×道路幅16m=368万?
×年間降水量1,500mm(東京)=552万?
矢木沢ダム1年間の取水量11,550万?の4.7%にあたる。鉄道高架も同様。
無駄に捨てることはない。

詳しくはこちから映像でご覧ください。→ http://www.discussvision.net/setagayaku/index.html

決算委員会の10/13都市整備所管分 右側の「公明・生ネ社」を再生してください。

そうそう区内弦巻における放射線量数値の高い原因は、「ラジウム」だったとのこと。
詳しくは明日お伝えいたしますが、散々、福島原発の影響だ!と騒いでた人間には、しっかりと真実を掌握してから発言しなさい、と言いたい。

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