ひろとBlog

7月から8月へ

 先般聞いた話ですが、7月は「カエサル」に8月は「アウグストゥス」に由来するそうです。

 20世紀最大の歴史家と言われたアーノルド・トインビー博士は、
「歴史上、偉大な政治家は?」との問いに、こう応えたそうです。

「漢の劉邦、日本の徳川家康、アウグストゥス」と。
その視点は「前統治者の事業を再建し、永続性ある体制を築いた」というのが事由である。

 さて、注目すべきはこの3人にいくつかの共通点があるとのこと。
その一つは人材を用いる名手だったこと。
アウグストゥスは有能ではなかったが、皇帝になりながら己の限界も知っており、友人のアグリッパやマエケナスの力を認め、終生大切にしたこと。

 人間一人の力などたかが知れている、自分には無い才能や力を持っている、違った視点で物事を考えることができる、そうした人脈を大切にしていけるかが重要である。

 今の政府は、なぜそれができないのだろうか・・・。

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