昨日、株式会社ローソンが「地域買い物コミュニティ」の実現に向けて取り組んでいる移動販売事業を視察してきました。
場所は、川崎市にある「ローソン上麻生6丁目店」で近所にあるサービス付き高齢者向け住宅「ツクイ・サンフォレスト川崎麻生」へ、週1回移動訪問販売を実施していました。
同事業は、川崎市の補助金事業「ウェルフェアイノベーション」プロジェクトの一つとして、移動販売で専用車両を導入し、移動販売店を順次拡大していくことにより、都市部の高齢者・買い物弱者をサポートしていく目的で実施しています。
また、地域の麻生区商店街連合会とも連携した屋外販売やワークショップ等も定期的に開催しているとのこと。
ローソンが目指す移動販売としては、高齢化や過疎化など社会環境が変化する中、移動販売は地方部のみならず、都市部でも大規模集合住宅や高齢者施設などでのニーズが高まっていることを受け、自宅から外へ出る楽しみと地域とのつながりを失うことのないように地域買い物コミュニティの実現を目指しているそうです。
世田谷区においても、交通不便地域が顕在化する中、こうした取り組みを官民連携によるモデル実施を目指していきたいと考えていますし、地域の商店街の商品を宅配サービスできるなど連携した政策に作り上げていきたいと思います。