活動報告

予算特別委員会 その1

 今日は比較的暖かな、やっと厳しい寒さも和らいできたのかな、と感じさせる一日でした。

さて、本日より区議会来年度(平成25年4月より平成26年3月まで)の予算編成に関わる集中審議となる予算特別委員会が始まりました。
 初日は【総括質疑】にて、高橋あきひこ議員(幹事長)と私が登壇いたしました。
私の質問骨子は以下のとおりです。

1)本庁舎の建替えについて
 〇世田谷区における本庁舎建替えへ向けて、
  ・施設の設備の老朽化に伴う執務環境の非効率。
  ・執務室の分散化に伴う行政サービスの低下。
  ・区民スペース対応の不足。
  ・社会状況への対応。

 〇新庁舎として備えるべき機能と建物に求められる性能については、
  ・区民本位の行政サービスを展開すべき総合拠点として。
  ・区民に親しまれる区政と区民のコミュニティ機能を兼ね備えた開かれた拠点として。
  ・区民の生命と財産を守る防災本部拠点として。
  ・将来の変化に柔軟に対応できる拠点として。
 〇来年度、建設準備会を設置し、区長の指示のもと具体的な検討に速やかに入るべき。建替えへ向けて
  区長の決断を求める。

2)産業政策について
 〇地域経済に活力を与えるためには、何が必要なのか、活性化に求められるカギは何か。
  世田谷区として産業政策における戦略プラン、セールスプランをどう練り上げるのかを求める。

 〇世田谷区ブランド資源を今後、どのように地域産業を関連付けし、戦略的に捉え、地域経営の視点で行  政運営をおこなっていくのか、「地産地消」から「地産地商」への転換期を迎えている。税を徴収する
  仕組みに馴れすぎで、商いの精神が無さすぎる。見解を問う。

 〇せたがやナンバー導入を契機に世田谷区の新たな産業構築の戦略は潜んでいるのか?区内における消
  費、雇用、収入などどのような効果を考えているのを求める。
  
 〇民間企業へのアプローチをするなど地域資源を活用した具体的な外交戦を展開すべき。
  区長自身のトップセールスとその核となる官民協働型のシティ・セールス専門組織を設置すべき。

 〇農業政策について。区内生産緑地面積が100haを下回った。農業戦略についてはどう考えるか。
  農業振興拠点の将来像は?

 〇農業で生計がままならないから、生きていく選択肢になっていないから後継者や青年が育たない。
  「かせげる農業」としての戦略を求める。

 〇以前より提案している「道の駅」構想の策定に本格的に着手すべき。
 
 〇商店街再生へはどう立ち向かうのか。
  民間企業は、たった1台の自動販売機を置くことにも分析をする。マーケット調査やリサーチなど分析  をバックデータとして、画一的ではない支援を考えるべき。

 3)義務付け・枠付けの見直しと条例制定権の拡大について
  基礎自治体への権限や財源移譲が進み、役割を強化する内容も盛り込まれるとのこと。
  こうした国の地域主権への動きを、絶好機と捉え何か区政のメリットへと生かすべき。
  区長の認識を問う。

明日も、「企画総務領域質疑」に登壇いたします。

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