昨日２１日、世田谷区議会第３回定例会が閉会しました。

最終日の本会議にて、平成２２年度世田谷区一般会計歳入歳出他５件の
決算認定に対して、先に終了しました決算委員会の報告が委員長よりありました。

　その後、各会派から賛成並びに反対の立場でそれぞれの意見表明があり、
我が党は、岡本のぶ子議員が賛成の立場から意見を述べました。

　その中意見では、今般の東日本大震災による福島第一原発事故の影響による放射線量のことが、決算委員会でも取り上げられ、区民の生命を守る立場から様々な対応を求める意見がだされていました。

　しかし、その質疑の中で、数名の議員から
「区民健康村の川場村は、非健康村である」
「川場村に死の灰が降り注いでいる」
といった趣旨の発言があったことは誠に遺憾であると、訴えました。

　現に川場村に居住している方々がいるにも関わらず、あまりにも無神経な発言に
我が党としても品位を疑うべく、壇上での意見として表明いたしました。

　個人的にはとても悲しい発言であったと思う。

　最後に表決となり、平成２２年度世田谷区一般会計歳入歳出他５件の決算認定は賛成多数で可決いたしました。

　次は、いよいよ保坂区長のもとでの来年度予算編成に向けた攻防戦が始まります。
　財政厳しい中ではありますが、知恵と工夫と手法で乗り切りたいと思います。