活動報告

河川生態学術研究会の発表会に参加

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私は以前から関心のあった河川における生態系の自然回復について、「河川生態学術研究会の北川グループ発表会」が、21日福岡市内にて開催され、参加してきました。
主催は、河川学術研究会北川グループと国土交通省地方整備局宮崎県です。

北川とは河川の名称で、九州の大学及び大学院関係者を中心に、北川を含むいくつかの河川における生物生態系の実態調査と保全や回復への地道な取り組みが行われています。
私もぜひ一度発表会に参加してみたくて、機会があればと思っていましたが、今回はやっと実現しました。
まず発表会に先立って、基調講演と題して、『たかはし河川生態調査事務所』高橋所長より、アユについて河川における生態調査のお話がありました。
非常に興味深く、近年アユが漁場(いわゆる河川)から消失してしまった現状を踏まえて、その原因の調査を行い、養殖放流だけでは回復はできないことが判明し、産卵の促進と保護に力を注ぐことによって、漁獲量の大幅な回復結果が高知県の物部川にて得られてたとのことでした。

世田谷区内においても、多摩川をはじめ一級河川はいくつかあります。
その昔はアユも生息していたのでしょうが・・・今はその面影もどこえやらという感じです。
私も水環境のことで、様々な提案をしてきましたが、河川などの水環境と併せて、自然生態系の生息空間を回復させる政策にも取り組んでいきたいなと思います。
とても勉強になりました。

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