4月24日、世田谷区豪雨対策基本方針(素案)が策定されました。
近年、多発している局所的な集中豪雨から区民の生命と財産を守るために、これまで以上に
対策の強化を図る必要があると、訴えてまいりました。
高度成長期から一気に都市化していった日本、河川や水路が宅地化に伴って
埋め立てられてきた、その代償として降った雨の行く場がなくなり、現在の都市型水害の大きな
要因となっている下水道に一極化してしまい、冠水してしまうことで被害が多発している。
私も兼ねてから、降った雨の水を貯める、利活用すべきと議会でも質問をしてきました。
その根幹をなす今回の世田谷区豪雨対策基本方針(素案)策定は大変に評価できます。
世界平均の約2倍の降水量を誇る日本、その一方で、水不足に伴い、トイレ設備も
整っていない地域に住んでいる人たちは、約20億人以上と報告されている。
※「水の世界地図」:丸善より
私たち日常的にも、この恵まれた雨水の資源を大切に大切に考えていくことを忘れてはいけない。