この夏の期間を利用して2日間にわたる「防災士研修講座」を受講してきました。
昨日、本日と夏休み期間に関わらず、130名の方が参加されていたのには驚きです。
昨年度は過去最多の2万3275にんが取得し、本年7月現在で累計17万6000人の方が防災士として登録され、住民の防災意識の高まりが感じられます。
さて一方で、資格取得後の防災士の活動の機会や場面が個々に委ねられており、思うように知識や技能を生かせずにいるケースを聞いています。
各自治体においてもいかに活用するかという視点が求められており、自治体職員や消防士、警察官などに限らず、一般区民の防災士が災害時における対応のリーダーシップを発揮してもらえるよう下地作りが不可欠ではないでしょうか。
公助や共助の限界を考えると自助をベースにした互助の力を蓄えていく、その核となるのが「防災士」ではないかと期待をしていきたい。