2018年に全国で起きた交通事故による死者数は前年比162人減の3532人だったことが、このほど警察庁のまとめで分かりました。
統計が残る1948年以降で最小となりました。
都道府県別では、愛知が16年連続のワーストとなる189人で、千葉186人、埼玉175人が続いています。
人口10万人当たりでは福井が5.26人と最も多く、次いで富山5.11人、三重4.83人となっています。
また、事故発生件数は43万345件、負傷者数は52万4695人で、いずれも前年を下回りました。
警察庁は交通安全教育や取り締まりなどに取り組んだ成果と述べていますが、自動車の自動運転の普及や安全性の向上なども要因となっていると考えられます。
さらに、自転車における事故は未だ高止まりしていますので、引き続き交通安全への強化に力を注いでまいりたいと思います。