17日にスポーツ庁が今年度実施した中学や高校の運動部活動に関して、実態調査の速報値を公表しました。
その調査によると、複数回答で5割超の公立中学校の顧問教員が授業など校務多忙による悩みと、心身の疲労などを感じていると
回答したことが分かりました。
スポーツ庁は調査結果を踏まえ、年度内に適切な練習時間や休養日に関するガイドラインを策定する予定とのこと。
この調査は今年7月、全国の公立、私立の中学456校、高校389校を抽出して実施。
公立中学校の顧問教員に部活の悩みを複数回答で尋ねたところ、
「校務が忙しくて思うように指導できない」が54.7%
「心身の疲労・休息不足」が51.8%
などとなっています。
いずれにしても教職員の負担軽減は何らかの形で対応していかなければならない課題であり、生徒・児童との関わりが弱く、専門性の低い校務をアウトソーシングするなど新たな改善策を議論していきたいと思います。