ひろとBlog

耐震化率 82.6%

 総務省は14日、学校や公民館など防災拠点となる全国の公共施設の耐震化状況に関する調査結果を公表しました。
 2012年度末時点の耐震化率は82.6%で、前年度と比べ3.3ポイント上昇しました。

 都道府県や市町村が防災拠点に指定している施設は全国で18万8312棟で、災害時は避難所などとして利用することになりますので、速やかな耐震化は必須の課題です。

 耐震化率が高かった施設は、学校の校舎・体育館の87.6%、消防本部・消防署の82.0%、一方で、自治体の庁舎68.9%、県民会館・公民館71.2%などは耐震化の遅れが目立っています。
 なお都道府県別では、耐震化率が高いのは東京の95.8%、愛知の93.7%、静岡の93.6%で、低いのは広島の64.6%、愛媛の70.7%となっています。

東京では、今後30年以内に70%の確率で発生すると予測されている首都直下型地震に備えるべき、避難道路沿道の耐震化も十分ではなく、今後の促進策をさらに講じる必要があります。
何よりも世田谷区の庁舎が老朽化していますので、一刻も早い整備を進めていきたいと考えています。

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