昭和18年10月21日、今からちょうど70年前の今日、東京・明治神宮外苑競技場において文部省学校報国団本部主催の出陣学徒壮行会が催されたました。
いわゆる学徒出陣です。
はかなくも東京オリンピックのメインスタジアムのそばだった会場で、今は「出陣学徒壮行の地」と記された碑が立っており、「約10万の学徒がペンを捨てて剣を執り、戦場へ赴くことになった」との由来があります。
それからちょうど1年後の昭和19年10月21日は、神風特別攻撃隊が初出撃したといわれています。
多くの若者が戦場で命を失った戦争、国家や国策に翻弄された世代とも言い継がれていますが、未来ある若者を犠牲にする愚行を繰り返してはならないことを、政治に携わる人間は絶対に忘れてはならない、と思います。