インターネットバンキングを悪用した預貯金の不正送金事件が増え続けているそうです。
警察庁が26日にまとめた今年の被害は9/20時点で615件、約5億5057万円となり、過去最悪を更新。
被害者は44都道府県に住む18銀行の客に広がっています。
特に今年の被害は6月から急増しており、被害額は昨年1年間の11倍を超えています。
警察庁は利用客に対し、取引に使うパソコンのウイルス対策を更新することや、使い捨てパスワードを携帯電話など別の端末で受け取るよう呼び掛けています。
また、銀行にも、使い捨てパスワードを表示する機械をお客さんへ無償提供するなどの対策を取るよう求めています。
便利な社会になればなるほど、不正や詐欺などの犯罪が横行することを念頭に私たちは行動することが大切です。