「聞く」と「聴く」はどう違うのか。
そんな記事が私の目に止まった。
調べてみると、「聞く」は、受け身で自然に音が耳に入ることを表し、
「聴く」は、字の中に「目」や「心」もあり、全身全霊を傾けて聞くことに集中する
意味があるという。
確かにそうなんだなーと思う出来事が続けて書いてあった。
自殺を思いとどまった男性が理由を語っていて、最後に電話にかけた友人が、
その男性の言葉に真剣に耳を傾けてくれたことから、生きてみようという気持ち
になったそうである。
きっと人は誰かに話しを聴いてもらうことによって、自信と希望を蘇らせていくことができる。
私たちの周りにも、心の内を聴いてもらいたい人は必ず存在するはず。
そうした声なき声にいかにサーチライトのように光をあて、聴く力を発揮する。
そこにしか人との信頼を得ることは、できないのだろう。