ひろとBlog

意味不明

 本日、世田谷区議会第4回定例会が終了しました。
様々な議案が最終的に採決をされ、共産党が提出した案件以外は、すべて可決されました。

 ところで、その中で全く理解不能なのが民主党・無所属連合の福祉保健委員会に付託された議案に対して、意見付で賛成という表明がなされたことが、委員長報告にて正式に述べられた。
 その意見というのも、事前に公聴会を開けだの、児童福祉法施行令24条における条文を提示し、もっともらしい内容を滔々と述べていたらしい。
 しかし、その引用した児童福祉法施行令24条における条文は、改正前の旧条文で、改正後は「措置」という文言が削除されており、改正から10年も経過しているとのことである。(大庭議員が指摘されている)
いったいなぜ改正前の条文を元に会派内で議論していたのか、意見付という扱いをどう捉えていたのかという疑問が残りました。
 あとで福祉保健委員長の栗林議員にその顛末を確認したら、意見付という趣旨の確認を求めたら、結局、要望であるとの結論になったとのことでした。
 私も意見付賛成というのは、聞いたこともないし、そもそも付けた意見が履行されなければ、遡って反対に翻るのか?と耳を疑いたくなるような行動に、もはやショックすら感じました。
 
 いったい何をやっているのか?大切な議案の審議をどう考えているのか?もはやまともに相対するには「意味不明」の状況である。・・・・・・溜息。

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