区議会第1回定例会も本日より来年度世田谷区一般会計予算ほか4件の特別会計に関する集中審議となります「予算特別委員会」が開会となりました。
初日は「総括質疑」が行われ、私も公明党を代表して登壇し、以下について質疑を交わしました。
1)旧池尻中学校跡地利用について
池尻にある「ものづくり学校」の契約満了に伴う跡地活用については、地域経済の好循環への起点となる拠点づくりが不可欠である。
一方で、三軒茶屋を中心とした経済産業振興の裾野をどのように整えていくつもりか。
「リサイクルの見える化」として、せたがやロールのような再生製品の販路開拓や新製品開発など区民に資源回収の努力を恩恵として反映できる仕組みづくり。
また、プラスティックリサイクルを循環させる製品開発として紙おむつリサイクルの試行など。
イノベーションを合言葉に、持続的な社会構築のチェレンジの場として多様な人々が集い、新しいモノやコトが生まれるところ。
地域社会や区民の暮らしに益をもたらすことにつながるのが重要。区の見解を求める。
2)外郭団体の改革について
「産業振興公社」
平成17年に「外郭団体改善方針」を策定して以来、そうした現状を未だ打破できていない最大の要因は世田谷区が活動の自由を制約しているのではないか、と疑念も生じる。
外郭団体としての役割は今後、どうあるべきなのか。区長の認識は?
産業振興公社として公社でしかできないノウハウや独自のネットワークと何なのか?
さらに、どのような改革によって、独自性をもった役割を果たそうとしているのか。力量が備わっていないのであれば、自力を蓄えるために期限を定めて答えを出すべき。達成できなければ解散するべきと考える。
3)行政経営改革の効果について
外部における評価制度を導入する上で、経営改革に民間からの登用を行うべき。
そうしたシフトチェンジが行政運営に必要ではないのか。
3人目の副区長に民間人材を登用してはどうか?区長の見解を問う。
明日は企画総務委員会所管質疑に登壇いたします。