本日より世田谷区の来年度予算案についての集中審議となる予算特別委員会が始まりました。
初日となる1日目は「総括質疑」。
私は登壇をし、今、最も関心の高い「円滑なワクチン接種に関する」絞って質疑を交わしました。
(1)円滑なワクチン接種について
区長は、定額給付金の二の舞にならぬよう区長が先頭に立ってリーダーシップを発揮すべき。
6月末までに全国の高齢者に2回接種する分のワクチン配送が完了予定とのこと。
●来年度予算編成におけるワクチン接種事業に係る配分は?来年度予算への対応(財源)はどう確保されているのか?
ファイザー社ワクチンでは・・。
接種期間は概ね1年間。接種対象は16歳以上。世田谷区の対象総数は約80万人。
2回目の接種は最短で19日後、標準で21日後。副反応疑いの事例については報告対象。
また、保管温度に係る添付文書が改訂され、当初より保管措置が一部柔軟になった。
それらを踏まえると、区内診療所でも保存できる可能性も高まり、集団接種との併用も視野に入る。
この一大事業のポイントは2つ。
一つには、予約システムの簡易化、利便性、即応性。
●JTBの予約システムとの併用による臨機応変の対応がどこまで可能なのか?
予約における課題についての認識を伺う。
2つには、接種記録システムの構築。
・ワクチンの性質と国民的関心の高さから、多数の問い合わせが予想される
・住民の求めに応じて接種証明を出す必要も想定。
●接種記録システムの現状の課題をどう認識しているのか?また財源の確保については?
・わが党としては、コールセンターでの対応が最重要と考える。
幸いワクチン接種の本格実施が5月中旬以降になるので、大都市自治体のモデルケースとしてまず、シミュレーションを実施すべきと考える。区の見解を問う。