今日はすっかり雨も上がり、とても良い天気になりました。
そんな天候が心配されましたが、第6回になる千歳台福祉園の恒例になった「秋桜(コスモス祭」が、盛大に開催され、私も所用により午後からになりましたが、出かけてきました。
この千歳台福祉園による園祭は、当園の活動を幅広く地域から知っていただければと、地元千歳台廻澤町会や福祉園の保護者の皆様、そして行政や福祉関係の方々のご協力により、開催をされています。
園祭では、障害者の方がこの日のために一生懸命に運営、設営、製作と準備を進めてこられ、バザーや模擬店、作品展示や喫茶やカレーライス等の販売を施設内で催しされています。
私も少しでも活動への理解とバックアップをできればとの思いで、毎年訪問させて頂いています。
いつも製作された作品や美味しそうなクッキーを購入しますが、今回は特にドライフラワーで作られた”リース”に目が止まり、買ってしまいました。
何と製作に5か月もかけて完成したそうです。大切に飾らせてもらいます。
どうですか?とても綺麗でよいデザインではないですか?
皆さんはあまりご存じないとは思いますが、障害者の方が一般職で雇用されているのは、ほんの1.3%の方だけで、その他は福祉的就労として作業所や授産施設での雇用形態となります。
その施設での平均賃金は、なんと約15,000円/月、時給に換算すると139円(全国平均)。
これでは障害者の方が自立することは極めて困難であり、保護者の方の負担や協力なしに生活することができないのが現状です。
我が党としても、障害者の工賃を倍増する計画を国、都と併せて世田谷区においても、実現させたいと思っており、せめて月額40,000円を目標に取り組んでいきたいと考えております。