活動報告

防災セミナーと自立援助ホーム

今日は朝からあいにくの雨で昨日より、ぐっと寒くなりました。
さて、午前中に日本防災士会世田谷支部のお誘いで芦花小学校OYAキャンイベントにおいて、東日本大震災被災体験講演会へ行ってきました。
『3・11忘災とならないように』と題して、日本防災士協会宮城県支部から高森信幸氏が講演。
自らの被災体験をもとに、独自の防災観を語ってくれました。


高森氏の講演を聴く児童たち


内容は良かったのですが、芦花小学校の児童も参加していたので、子どもへ向けたのか、保護者である大人へ向けたのか、が混在してしまったのが残念でした。

午後から、私も微力ながら関心をもって取り組みをしています自立援助ホーム「憩いの家」40年の歩みをまとめた「風とどまる」を観賞してきました。


自立援助ホームとは16歳から20歳くらいまでの、行き場のない子どもたちが男女5,6人で、一般の民家に大人たちと暮らしている居住支援施設です。場所は世田谷区の三宿、経堂、祖師谷の3か所です。

憩いの家では1967年の開設以来これまで、約500人の子どもたちと関わりをもって自立支援の活動を懸命に取り組んでこられました。2008年全国で48か所しかないホームを増設する様々な動きもありますが、時代の大きな変化についていけない、家族などからの虐待、いじめなど緊急に保護が必要な子どもたちが増えている現状があります。

シームレスな法の早急な整備が不可欠ですが、人と人との関わりでともに生活をつくり、わかりあえる場所が大変重要です。

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