明日から始まる予算特別委員会での質疑で取り上げる予定の
小水力発電施設を視察してきました。
場所は、山梨県都留市。
平成18年より、市役所庁舎前を流れる家中(かちゅう)川で稼働をしています。
最大で20Kwの発電能力を有する木製水車を設置して、庁舎の一部の電力を
賄っているそうです。
元気くん1号(木製水車)愛称は、「元気くん1号」「元気くん2号」。
ともに水車はドイツ製ですが、メンテナンスコストに優れております。
また都留市では、本事業の実施にあたり、市民債を公募。
その名称が「つるのおんがえし債」と命名し、なんと人口3万5千人の市内で4倍もの競争率での募集となったそうです。
さらには、グリーン電力証書を販売し、自然エネルギーで発電した電力を購入することによる「環境価値」を発行しているのです。
この事業は、企業に対し、最も安価で容易な環境貢献活動として注目を集めているそうです。
その他様々なエコタウンとしての取り組みを展開されていました。
実は、世田谷区は玉川分水の分水嶺であった古来より水資源に恵まれた国土であり、その遺構はまだ残っています。
太陽光のみならず、小水力発電の設置実現へ向けて、世田谷らしい水車を使った小水力発電の普及・啓発に取り組んで参ります。
慌ただしい最中でしたが、弾丸視察で行ってよかったです!