厚生労働省は、未婚のひとり親の方への国民年金保険料を全額免除するための緩和に踏み出すことを公表しました。
現状では、未婚のひとり親に子どもがいる場合、所得が92万円以下でなければ国民年金保険料の全額免除を受けられませんが、今回の見直しが実現すれば、135万円以下まで認められることになります。
同省によると、母子世帯に占める未婚の母の世帯割合が増加傾向にある実態を踏まえての拡大となり、月約18,000円の保険料負担がなくなればその分生活費にまわすことができ、大きなメリットにもなります。
2021年度からの実施を目指しているそうです。